2013年

5月

26日

最後の東京旅行

神田祭①
神田祭①
  • 先々週の5月18日、日本パソコンインストラクター協会が主催する講習がすべて終了いたしました。23回目に当たる5月11日に、ここで友人から「5月12日に神田祭がある」と聞きました。別名「天下祭」と呼ばれる神田祭は、富山県在住である私がすぐ見に行けるものではないので、しっかりこの目で焼き付けてきました。

 

  • いつも通り、神保町→秋葉原電気街コースを通り散策していると、昼頃になって神輿を担いだ人たちがK-BOOKSの前を笛や太鼓を鳴らしながら進んでゆきました。写真に写っているのが旅籠町(はたごまち)の人たちです。このほかにも、万代町、鍛冶町、須田町ほか15くらいの町内会から参加していました。

 

  • この日は朝から「お祭ムード」一色でした。神田駅周辺には法被を着たお兄さんやお姉さんたちがたくさんおりました。それを見て「今日は祭なんだ」というのがすぐに伝わってきました。
神田祭②
神田祭②
  • ここまで来たら、「神田明神に行って神輿を見てこなければ」と思い、神田明神に行きました。表参道から入ろうとしたのですが、人が非常に多くとても入れませんでした。(本当は道を間違えて表参道ではなく裏参道から入った)右にあるのが、その時撮った写真です。どれだけ賑わっていたがよくわかると思います。休日の昼頃、同じ場所に行くと、ガラガラです。(結婚式がある場合を除いて)

 

  • 裏参道から神田明神の正門(でいいのかな:平将門の像が立っている場所)を抜けて秋葉原に戻ろうとすると、通称「おばけ坂」と呼ばれる非常に入り組んだ坂道を通りました。途中「お茶の水」という看板が立っていたので、ここはいったいどこなのか?という錯覚に陥りました。

 

  • 迷いながらもなんとか見慣れた道に出ることができたので、そのまま秋葉原電気街に戻りました。そして昼食をドン・キホーテの入り口にある格安弁当屋(1個250円)で2つ購入して、「アーツ千代田3331」がある公園に向かいました。
神田祭③
神田祭③
  • ここで昼食を食べた後、以前知り合ったNPO法人の人に会わないかな?と思いましたが、今回も会うことができませんでした。トイレに行くついでに中でものぞいてゆこうと思い、入っていきました。

 

  • 行った日が神田祭の期間中であったため、ここでも「神田祭の特集」を行っていました。江戸時代に書かれた全長21m神田祭の絵巻がありました。今回見た神田祭は絵巻のように派手ではありませんでしたが、ほとんど変わっていませんでした。また、町内ごとに出し物が決まっていたようで、須田町だったら三国志の五虎大将の像(だったかな?)といった具合でした。

 

  • これを一通り見た後、出て行こうと思いましたが、隣で絵の個展が開催されていたので、それも一通り見てきました。
木下栄三氏の絵画
木下栄三氏の絵画
  • 右の写真をご覧ください。これは建築家の木下栄三氏がかかれた「冬の神田明神」という絵です。木下氏は内神田に事務所を持っており、神田や皇居の絵を描いております。また、俳優の渡辺氏(下の名前を忘れてしまいました)が書いたエッセイの挿絵も書いておられました。

 

  • この絵を見ていたとき、スタッフの方が通りかかったので、「この絵が誰が書いたのですか?」と質問してみたら、スタッフの方は「そちらにご本人がおられますので聞いてみてはいかが」と返答しました。

 

  • 男性に絵の解説をしていたところに行って、解説が終わったタイミングを見計らって木下氏に質問してみました。話してみるとものすごく礼儀正しく、気さくな方でした。絵のことや仕事のことなど、いろいろ聞いてみました。(調子に乗って変な受け答えしたため、「笑い事じゃない」といってたしなめられましたが)

 

  • これ以外にも木下氏は皇居の植物・動物の絵と解説を書いており、本人に聞いたところ「一人で調べて書いた」とのことでした。学者顔負けの解説文と非常に細かなところまで描写してあるスケッチは非常に見ごたえがありました。

 

  • これでしばらく県外に行く機会はありませんが、なんかの機会に県外へ行ったらブログを更新しようと思います。(県内で面白いところに行ったら書くかもしれません)
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2013年

4月

21日

「緑の桜」を求めて

緑の桜・御衣黄桜
緑の桜・御衣黄桜
  • 皆さん、お久しぶりです。ずいぶんブログを更新していませんでしたが、久しぶりに面白いネタが入ったので、更新しようと思います。

 

  • 来月で、「日本パソコンインストラクター協会」が主催する講習会が終了いたします。これからしばらく東京に行く機会がなくなると思うので、昔東京へ遊びに行った際に訪れた場所をもう一度丹念に探索してみようと思います。

 

  • 皆さん、「桜の花の色は?」と質問されたら、どのように答えますか?ふつうは「ピンク(いわゆる桜色)」と答えますよね。しかし、世の中には変わった桜が多々存在し、白いものや黄色いもの、果ては緑のものも存在します。

 

  • 今回は世にも珍しい「緑の桜」を探すため、皇居に向かいました。
桜色の御衣黄
桜色の御衣黄
  • ちなみに、この緑の桜の名は「御衣黄(ぎょいこう)」といいます。大昔の貴族が着ていた着物の色にちなんで名づけられたものです。はじめ「葉桜」と思われていましたが、葉に紛れて花がついていたことがわかり、新種の桜と認定されました。

 

  • 花であるにも関わらず、葉についている気孔があったり、散る直前になって初めて「桜色」になるという…非常に奇妙な桜です。

 

  • この桜を見ることができる場所は全国に174か所しかありません。そのうちの1つが今日訪れた皇居です…が、桜のピークはすでに去っており、一部の山桜を除いてすべて葉桜になっていました。看板に御衣黄の見ごろが「4月中旬~下旬」と書いてあったので、一縷の望みをかけて御衣黄の木に行ってみると…

 

  • すでに花は終わり、葉桜になっていました。そして雨に濡れたベンチの上に「桜色」になって散った御衣黄が一輪ありました。非常に残念な結果に終わりましたが、ここに御衣黄が存在することがわかっただけよかったです。今度はじっくり観察したいものです。

 

  • 今回は「生の御衣黄」を撮影できなかったので、ほかのサイトから拾ってきた画像を貼ります。
そのほかの緑の桜
そのほかの緑の桜
  • 御衣黄桜以外にも緑の桜は存在し、ウコンザクラ(鬱金桜)、スマウラフゲンゾウ(須磨浦普賢象)、ソノサトキザクラ(園里黄桜)およびソノサトリョクリュウ(園里緑龍)という桜があります。

 

  • 上野公園にソノサトキザクラの株があります。先週訪れたとき、ちょうど満開を迎えていました。ここでしか見られない桜なのか…と落胆し、富山に帰りました。そしてその翌日、健康のため朝散歩をしているのですが、散歩コースにしている稲荷公園を見まわすと、何やら見覚えのある桜が…と思って近づいてみると、「ソノサトキザクラ」でした。いつも散歩しているのに、まったく気づきませんでした。こんな近くにあるなんて…

 

  • 閑話休題。本日上野駅・上野公園口から新幹線に乗る際、東日本大震災による福島第一原発事故による放射能漏れのため、非難を余儀なくされた人たちが飼っていた犬猫の面倒を見ているNPO団体の人と偶然出会い、依然渡した私の名刺から「クラウドファンディング」について私のサイトを見て、「非常に関心があるので、上役に相談したい」と返答してくれたとき、私の情報が役立ったことと、困っている人の手助けができたという満足感を得ることができました。
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2013年

3月

19日

アキバと上野の中間にある緑

無邪気に遊ぶ子供たち
無邪気に遊ぶ子供たち
  • 秋葉原(通称アキバ)の隣町である末広町。ここにひっそりとたたずむ公園があります。ここで小さな子供たち相手に奮闘しているNPO法人があります。

 

  • 法人名は「コドモ・ワカモノまちing」といいます。いつもは神田神保町で本を調べ、秋葉原でパソコンやフィギュアを眺めて、上野へ移動するのですが、非常に天気が良く外で弁当でも食べようかなと思い、250円の弁当を2つ購入し末広町にある区立練成公園に行き、そこで弁当を食べました。

 

  • そして一息つき弁当箱を捨てるため、区立練成公園にある建物に行くと、子供たちが楽しそう無邪気に遊んでいました。そこには手作りのボードゲームやおもちゃがありました。秋葉原周辺にいる子供たちを見るとニンテンドーDSをもってゲームに夢中になっているのがほとんどであったのに対し、ここでは自分たちで遊びを考え、作り出している姿が印象的でした。

 

  • 想像力豊かな子供たちでしたが、やはり「子供」だなと思いました。コリントゲーム(玉ころがし)というのはビー玉を転がし入った位置によって点数が決まるというものです。ビー玉を転がしている途中、ビー玉が止まってしまうというアクシデントをよく見かけました。大人だったら「こういう原因だから、このように直せば無問題」というように簡単に修正することができますが、やはりそこは子供、知識がないので四苦八苦していました。

 

  • しかし、子供が「四苦八苦して回答を出すこと」に意義があると考えていたので、私は一切口を出しませんでした。竹筒の角度を変えたり、ペットボトルで作成したノズルヘッドの角度を変えたり…と自分なりに考えて夢中になっていました。この子たちが大きくなって理科や化学、物理に興味を持ち、学者や技術者になってゆくとうれしいなと思いました。
ボランティアの学生
ボランティアの学生
  • そこで子供たちの面倒を見ているNPO法人の関係者に話を聞いてみました。この業務に従事しているメンバーの多くは大学生だそうです。そこで出会った学生(ボランティアだと思う)にいろいろ話を聞いてみました。

 

  • 男子学生に話を聞いてみると、その学生は日本大学の建築学科に所属している1年生だそうです。話を詳しく聞いてみると、まだ「建築」という学問に本格的に触れていないようでした。一見「建築」と「子供」は何の関係もなさそうな気がしますが、たぶん将来建築家になり「子供が自由に遊べる家」の設計に携わるのでしょう。がんばれ、未来の一級建築士!

 

  • もう一人、話を聞いてみました。女子大生で社会福祉学科に通っているのだそうです。いろいろ話を聞いてみると「まだ将来のことについては考えていない」とのことでした。子供とかかわるのがとても好きそうだったので、「将来先生になったら?」と尋ねてみたら、「免許取るのが難しい」といっていました。「教員免許取るのはすごく簡単で、専門教科は普段受講している講義の単位で賄うことができるので、実質取らなければならない単位はほんのわずか」ということを教えてあげると、「やってみようかな」といっていました。

 

  • もし、本当に社会福祉や教育に興味があるのならば、「勝手に」勉強をし無意識のうちに「必要な」資格を取るでしょう。あとは適性があるかどうかを調べればよいので、塾講師でも何でもいいから「子供たちと接することができるバイト」に参加して適性を調べればよいでしょう。こんなような話を女子学生にすると非常に興味を持って聞いてくれました。こういうのをきっかけに「教育」に携わっていってもらいたいです。こうすればいい先生がたくさん出てくるでしょう。

 

  • あまりにも居心地が良かったので、1時間ぐらいここにいました。
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2013年

3月

11日

神田~秋葉原~上野旅行記②

東京藝大・裏門
東京藝大・裏門
  • この先には何があるのか?と考え、上野公園を突っ切ると、国立博物館がありました。そして今回はそこでの見学を行わずに脇道にそれて散策してみました。

 

  • すると…北野武監督が教授を務める「東京藝術大学」の校舎がありました。(写真は裏門)北野教授は見かけることができませんでしたが、「芸術界の東大」といわれる東京藝大の建物は東大同様非常に貫禄のある建物でした。

 

  • その隣に「子ども図書館」と呼ばれる非常に貫禄のあるとても図書館とは思えない建物があります。ここの警備員に建物について話を聞いたところ「ここを訪れる人みんな驚いている」といっていました。ちなみに入場無料です。中に入ると「子ども図書館」の名前通り、子供向けの本がずらりと並んでいます。休日だったので、子供連れの親子でいっぱいでした。

 

  • 建物は3階建てです。現在耐震補強工事を行っており、免振装置の取り付けを行っています。また3階の展示場には江戸~現在(だったかな)に至る子供向けの本の展示を行っています。この日は宮沢賢治特集を行っていました。小学校5年~6年の教科書に必ずといっていいほど出てくる作家です。「やまなし」「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」といったおなじみの物語が今の教科書にも使われていることに驚きました。しかし、「よだかの星」が採用されていないのは不思議でした。

 

  • ちなみに、宮沢賢治氏の書く物語や詩は難解であり「イーハトーヴ」といった造語も多いのが特徴です。宮沢賢治氏の肩書の1つに「童話作家」とありますが、彼が書く物語の多くは「子供向け」というより「文学青少年向け」といったほうがよいのではないでしょうか。昔、NHKで「歴史秘話ヒストリア」という番組で宮沢賢治氏の生涯を放送していました。初版本と増刷版で物語の内容が全く違うものが多々あります。彼はその作品が気に入らなかったら「最初から書き直してしまう」性格のため、このようになってしまうのです。

 

  • また、彼は農学者でもあるため、農業に関する作品も多いのが特徴です。地球温暖化が問題になるはるか前から、「二酸化炭素を使って温室を作ればよい」ということを彼の童話に盛り込んでいます。(彼が住んでいた岩手県は「やませ」と呼ばれる冷たい風が吹き付けるので、冷害でコメが取れないことがよくあった)

 

  • 心が疲れたときに読むと非常に慰められる作家です。人間関係や仕事に追われ疲れてしまった人、ぜひ宮沢賢治氏の書物を読んでください。励みになります。ここで紙面が尽きたので今日はこれでやめます。ありがございました。
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2013年

3月

11日

神田~秋葉原~上野旅行記

  • 本日は3月11日…東日本大震災が発生してちょうど2年…約2万人の方たちがこの震災で亡くなられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。また、地震・津波の被害を受けた東北地方の復興が一刻でも早く達成できることを願っています。

オフィス・宮島 代表

冬の蓮池
冬の蓮池
  • 2月16日に行った時のことも一緒に含めながら書いていこうと思います。

 

  • ここ最近、上野の魅力に取りつかれた私…なぜなら、秋葉原と上野は「隣」ということに気づき、電車に乗らなくても簡単に訪れることができるからです。

 

  • 2月16日、神田で塾の講義で使用するテキスト(問題集)や本を購入したのち、秋葉原でパソコン・タブレット・DVD・ゲーム・漫画・Office 2013などを見ながらぶらぶらしたのち、末広町方面に向かっていきました。そしてそこで見つけたのが「酒悦」というお店です。上野はカレーライスの添え物で有名な「福神漬け」発祥の地であり、「酒悦」というお店が日本で最初に福神漬けを大量生産し商いを始めたそうです。福神漬け=甘いというイメージがありましたが、元祖福神漬けを試食したら甘くありませんでした。カレーだけでなく、ご飯のおかずにも十分いけます。

 

  • そこで元祖・福神漬けを購入(525円)したのち、上野公園・不忍池方面に向かいました。そこには「蓮池」と呼ばれる大きな池がありました。なんで「蓮池」というのかというと、この池一面に蓮の苗が植えられているからです。春~初夏にかけて紅白の蓮の花が池一面に広がる姿は非常に美しいものだと思います。その時は携帯のカメラの写真ではなく、デジカメの写真で掲載したいです。(ちなみに奥に映っている建物は弁天堂)
五条天神社
五条天神社
  • 池の周りを散策したのち、脇道にそれると薬師如来を祀っている「五条天神社」という小さな神社がありました。訪れる人もほとんどおらず、ひっそりと佇んでいます。ここの巫女さんに「この神社は何を祀っているのですか?」と聞いたら、「薬師如来を祀っており、無病息災を祈ったり医師の国家試験合格祈願をする人が来ますよ」といっていました。(かなり昔のことなので、うろ覚えですが…)

 

  • その横に小さいですが伏見稲荷大社にある「千本鳥居」のような鳥居がいくつも連なっているものがあります。そこから少し歩くと、上野公園に到着します。
2月と3月の空の比較
2月と3月の空の比較
  • 2月16日に上野公園を訪れた際、抜けるような晴天で、この時期富山県を含む日本海側では拝むことのできない青空を見ることができました。しかし昨日(3月10日)に同じ場所を訪れると…黄砂が舞い上がり、その部分だけ空が「黄色く」なり、太陽の光を遮っていたため、そこだけ寒かったです。

 

  • 上野に到着すると、非常に目が痛くなり、口の中にも砂が入り砂を噛み締める音が聞こえました。また最近殺人粒子として名高いPM2.5も含まれているものと思います。今回の旅行でまともに吸ってしまったものと思われます。今日になって淡が止まらなくなりました…

 

  • 上の写真を見てもらうとよくわかりますが、3月になり「桜まつり」の準備を準備を始めていました。また早咲きの桜や梅の花が満開になっていました。これを見て「春はすぐそこまで来ている」ということを実感いたしました。
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2013年

2月

10日

秋葉原と上野の中間に行ってみました

湯島天神(梅まつり)
湯島天神
  • 秋葉原を末広町方面にずっと突き進んでいくとどこに行くのか?と思い末広町方面をひたすら歩いてみました。
  • すると…途中で「本郷」という文字を見つけました。「本郷?本郷といえば東大の赤門があるところだよな?」と思い、その方向にひたすら歩いてみました
  • 最初に見つけたのが「湯島天神」でした。今日から3月まで「梅まつり」という祭りがやっています。また「天神様」こと菅原道真公を祀っていることにより学業成就の神社としても有名です。ちなみに富山県では「天神様」の掛け軸および木像を飾る風習があります。(私の本家でも飾っています)
東大医学部付属病院
東大医学部付属病院
  • ここで野点といったイベントもやっていましたが、そこを潜り抜け、南門を出ると大きな鳥居が立っています。そこを抜けしばらく歩くと、天下の東大が見えます。湯島天神に一番近い入口は「竜岡門」といい、ここをくぐると東大医学部付属病院が見えます。
  • さすが東大…日本で一番最初にできた近代的な総合大学だけあって建物の重厚感は半端ではありません。医学部のほかに、薬学部の研究棟、工学部の研究棟…などほぼすべての学部がここ本郷に集まっています。
  • 関係者以外は東大に入ることができないのか?と思っていましたが、普通に入ることができました。しかも観光客や見物客を結構見かけました。ここまで来たら、「赤門」を見ずに帰るわけにはいかない!と思い、赤門を探しました…
東大・赤門
東大・赤門
  • キャンパスに入って歩くこと十数分…ようやく見つけました!これが赤門か…
  • この周辺にある本屋や食堂などはすべて「赤門前」となっていました。ちなみにこの赤門は加賀藩主・前田氏の屋敷にあったものです。今日は休日だったので、横の小門しか空いていませんでしたが、平日は大門が開いています。
  • 赤門から歩くこと数分…赤門の左隣に「正門」があります。正門をくぐると「東大」を象徴するイチョウ並木があり、その突き当りに安田講堂があります。安田講堂を近くで見ると、傷だらけでボロボロになった部分があります。たぶんこれは学園紛争の時の傷跡ではないのかと推測しています。
東大・安田講堂
東大・安田講堂
  • イチョウ並木を潜り抜けると、安田講堂が見えます。非常に歴史を感じさせる建物です。ここで特別講義や卒業式などを挙行するのでしょうか?簡単に東大を見学してきましたが、建物の迫力に圧倒されっぱなしでした。私の母校である国立長岡技術科学大学はどう見たって「下駄ばき団地」にしか見えません。これを見たとき、「負けた!」と思いました。
  • また、東大周辺を見物していましたが、非常に静かで食堂や本屋が豊富で勉強するのはもってこいの環境です。「文京区」といわれるだけあって東大周辺に小学校が2つ、高校が4つ、大学が1つ(だったかな?)…と教育機関が集中しています。
  • 苦学して東大に入った(見物客としてではなく学生として)皆さん、しっかり勉強して世のため人のために役立ってくださいね。
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2013年

1月

20日

港区旅行記②

芝増上寺を裏から撮影
芝増上寺を裏から撮影
  • 本日、ここで結婚式が行われていました。CMでもよく見かける「教会で結婚式」ではなく「お寺で結婚式」とは非常に古風ですが日本の伝統にのっとった形で非常によかったです。しかし、ここを借りるとするといったいいくらかかるのやら…
  • 本日結婚式を迎えた新郎新婦さん、末永くお幸せに。
竹芝桟橋から見たお台場
竹芝桟橋から見たお台場
  • 芝増上寺に行く道と反対方向に行くと、竹芝桟橋があります。「港区」という地名だけあって港があります。そこからお台場を見ることができたので、写真に収めました。
  • フジテレビのけったいな建物がくっきりと見えました。あのインパクトのある形状は見間違ることはありませんが、設計者はなんでこんな形の建物にしたのかな?
寒さ対策
寒さ対策
  • 雪国である私の出身地では、雪から木を守る「雪つり」というものがあります。しかし、「寒さから木を守る」ということをしていません。ここにきて始めてみました。写真の木は「大島桜」です。「寒い」とはいえ私の出身地よりはるかに暖かいのですが、それでも大島桜には「寒い」みたいです。ですからこのような藁で木全体を覆ってしまう必要があるみたいです。
  • 最初見たとき、「なんでこんなことをするのか?」「これはいったい何だ」と思いましたが、「寒さに弱い木のため…」とプレートに書いてあったので、このように保護する理由がすぐ理解できました。
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2013年

1月

20日

港区旅行記

芝増上寺・大門
芝増上寺・大門
  • 日本パソコンインストラクター教会の講義が終わり、いつも通り東京散策を行いました。今回は港区を探索しました。
  • 先週、上野東照宮に行きましたが、それに関連して徳川家の菩提寺である芝増上寺に行ってまいりました。
芝増上寺・三門
芝増上寺・三門
  • 芝増上寺に行くには、山手線で浜松町駅で下車し北口から出ると案内板が立っていますので、それに従って真っすぐ歩くと上に示した「大門」が見えます。大門をくぐると、もう1つ門(三門)があります。
  • そこをくぐると、芝増上寺の本殿が見えます。後で写真を公開しますが、本殿の横(正確には裏)に東京タワーがそびえたっています。「近世と現代の融合」を楽しむことができます。昔K社に勤務していたころ、VISIというCAD/CAMソフトのインストラクターをやっていました。そこで生徒の1人が「東京タワーを見たい」と言ったので、ここまで連れてきたことがあります。
芝増上寺と東京タワー
芝増上寺と東京タワー
  • これが先ほど述べた「近世と現在の融合」です。今日は天気も良く雲1つない青空が広がっていたので、非常にきれいな写真を撮影することができました。
  • K社に勤務していたころ、ここまで来て東京タワーの展望台までのぼり夜景を楽しんだ後、生徒が泊まっているホテルに案内しようとして道に迷い、生徒にめちゃくちゃ怒られたことがありました。
  • 東京スカイツリーができてそちらに観光客が流れているとニュースでよく聞きますが、実際この周辺を歩いていると、東京タワー見物をしている観光客やカップルをよく見かけました。(つづく)
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2013年

1月

14日

神田~秋葉原~上野公園探索

  • 先週土曜日に八丁堀にて日本パソコンインストラクター教会の講習がありました。終了時間が夜遅いので、翌日(日曜日)に帰宅することにしています。
  • いつもは、神田神保町~秋葉原電気街を探索して帰るのですが、この日は気分を変えて上野公園に足を延ばしてみました。
  • 上野駅につき、不忍池方面の出口から出ると、すぐ目の前に「上野の西郷さん」があります。
上野の西郷さん
上野の西郷さん
  • 私の中では、「もっと大きいもの」と思っていましたが、近くで見るとそれほど大きくありませんでした。また写真には写っていませんが、この周辺は工事をやっており、春ごろにはきれいになっていることでしょう。
  • 12日、13日、14日(成人の日)が連休であるから、観光客と地元の人たちでいっぱいでした。また少し歩いたところにある国立科学博物館には観光客だけでなく制服を着た少年少女たちがたくさんいました。たぶん修学旅行で東京を訪れていたのでしょう。ちょうどそのころ「ツタンカーメン展」もやっていました。
旧寛永寺「五重塔」
旧寛永寺「五重塔」
  • そこを通り抜けると上野東照宮に行くことができます。本当は寛永寺を見たかったのですが、どこにあるのかわかりませんでした。しかし旧寛永寺の「五重塔」は見つけることができました。
  • ちなみに、上野東照宮は徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜の三人を祀っています。その中に入り、横にそれると、ぼたん園があります。トップページの写真はそこで撮影したものです。
  • 牡丹だけでなく、木賊(とくさ:研磨するときに使う)や千両(木の名前:「万両」という木にちなんでつけられた)、三椏(みつまた:和紙の原料の1つ)といった樹木も植えられており、今がちょうど見ごろを迎えています。
ぼたん園の牡丹です
ぼたん園の牡丹です
  • 牡丹には1つずつ歌がついております。写真には納めていませんが牡丹の木の横に高札が立っているのですぐわかります。
  • またぼたん園の中ごろには、「牡丹」をテーマにした俳句が掲示されています。日本人だけでなく、アメリカやロシア、タイといった国の人たちが書いたものもありました。じっくり読んでみてはいかがでしょうか。
  • たまにはほかのところに行ってみるのもいいものですね。
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2013年

1月

14日

テスト代わりに作ってみました

  • 皆さん、「玉ちゃん」という居酒屋はご存知でしょうか?
  • この居酒屋は南千住にあります。土曜日はいつも常連客でごった返しています。今日はナイジェリア生まれのイギリス人とタイ人女性がお店に来て日本酒を飲んでいました。
  • 特に印象的だったのは、来日して2週間というイギリス人が「焼き鳥」を食べて「おいしい」といっていたこと です。マスタや女将さん(今日はお店にいた)がいうには、「まず外国人は酒を飲むだけで焼き鳥なんて食べない」と言っていました。だから、焼き鳥を何本も 食べる姿を見て大変驚いていました。
  • また、出身が青森県だという男性とお酒の話と社会の話で盛り上がりました。私が「東の酒は味が薄く、西の酒は味が濃い」と言ったら、彼は「そんなことはない。西のほうが薄くて東のほうが濃い」と言っていました。実際に青森県で有名な「喜久泉」という酒を飲ませてもらいました。
  • 味は濃厚で、杉で作った樽のいい香りが漂う上品な味でした。新潟県以北の酒は飲んだことがなかったので、いい体験をさせていただきました。また、私が飲みに行く前に来ていたお客さんが置いて行った「がらるっど」という焼酎をストレートで飲ませていただきました。
  • 味は、「芋焼酎」というものでしたが、非常に上品でストレートで飲んでも全く癖がなく非常に飲みやすかったです。
  • また、「事務所を立ち上げた」と彼に打ち明けたら、「もし、規模が大きくなり人を雇うようになったら、人のくせや性格をきちんと見抜かなければならない。自分の「我」を通してばかりでは社員が離れてゆくぞ」と教えてもらいました。現時点では個人事業主ですが、人を雇うようになったら、これを守り社会に貢献してゆきたいと思います。
  • 私にとって「玉ちゃん」は居酒屋の形をした学校です。もしこんな話に興味がある方は、ここで一杯飲みながら人生の先輩たちの話を聞いてみてはどうですか?
    ためになる話が多いと思いますよ。
  • ちなみに、「玉ちゃん」はこんなお店です。
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これが「玉ちゃん」です
これが「玉ちゃん」です